第12回(2013年)マーケティング部門受賞作品

ベストイフェクティブネス

作品名:Share a Coke and a Song
広告主:日本コカ・コーラ株式会社
広告会社:株式会社電通
制作会社:株式会社バスキュール、株式会社アイ・エム・ジェイ


  • 57年分のボトルをビジュアル化したサイトトップ

  • 再生数やGOOD数、コメントが反映されるプレイヤー

  • プレイヤー下部にはその年のニュースやランキング、思い出アンケートの回答結果などが表示

  • 購入したボトルのコードを入力するとその年の音楽をゲット!
“思い出の楽曲”を聴いてもらい、思い出とともに「コカ・コーラ」の“自分ごと化”を狙い、ブランドイメージを訴求

「Share a Coke and a Song」は、日本コカ・コーラが培ってきた57年という年月と関連付けて、1957年から2013年の楽曲を聴くことができるキャンペーン。ペットボトルに各年と9桁のシリアル番号が印刷されており、ユーザーは、専用サイトでシリアル番号を入力すると、PCとスマートフォンで利用できる専用音楽プレイヤーで、その年の楽曲を中心として10曲聴くことができる。音楽によって、ユーザーに思い出を想起してもらうことで、「コカ・コーラ」との関わりを“自分ごと”してもらうことを狙った。
入手した楽曲はプレイリストとして繰り返し聴くことができ、Facebook、twitter、mixiで友人と共有することもできる。シェアされた友人は、その楽曲を30秒ずつ試聴することができ、その共有された楽曲を聴きたいユーザーが、その楽曲の年が印刷された「コカ・コーラ」を購入するというO2O施策も狙った。それによって、ユーザーは家族や友人とその曲にまつわる“思い出”を共有することができ
る。 キャンペーンには、開始から約3ヵ月間でのべ123万人が参加し、楽曲は6千9百万回以上再生された。

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ベストブランディング

作品名:驚きを、常識に。 FULL CONTROL YOUR CITY
広告主:KDDI株式会社
広告会社:GLIDER、株式会社電通
制作会社:rhizomatiks/DELTRO/MountPosition/Hunch/buffer Renaiss/Goldrush Computing/Qosmo/Dentsu Razorfish


  • 噴水をスマホでコントロール

  • 増上寺本殿のプロジェクションマッピング

  • タクシーをスマホでコントロール


    スマホを使ってライブ演出に参加

  • 東京タワーを
    スマホでコントロール

  • ODOROKI
スマートフォンを軸にイベント、TVCMで先進性をアピール

「驚きを、常識に。FULL CONTROL YOUR CITY」は、「スマートフォンの未来を感じさせる」をコンセプトとして、KDDIへの期待感や先進性、革新的なイメージを醸成することを目的として実施した。WEBとスマートフォンアプリ、リアルイベント、TVCMを連携させたキャンペーンとして展開した。
提供したアプリ「ODOROKI」には、音楽再生をコントロールする機能、パソコンをコントロールする機能、イベントにおけるイルミネーションやセットなどをコントロールする機能を搭載した。
増上寺で行われた、きゃりーぱみゅぱみゅさんのライブでは、ライブ演出やユーザーのスマホの操作に合わせてプロジェクションマッピングで照らされた増上寺が様々に変化したインタラクティブな仕掛けが行われた。またTVCMで実際に使用したセットを持ち込み、CMさながらに噴水の色を変化させたり、タクシーを動かしたりできる体験ブースも用意され、非常に話題となった。
また、そのライブの模様を撮影したものをTVCMとして放映し、YouTubeにもアップした。結果として、YouTubeの再生回数は500万回以上、アプリのダウンロード数は1万3千以上になった。

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ベストイノベーション

作品名:世界最短のタイムセール
広告主:株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
広告会社:株式会社 博報堂
制作会社:面白法人KAYAC


  • CLOCK画面

  • LOSE画面

  • WIN画面
わずか0.1秒間しか獲得できないクーポンでユーザーの興味を喚起

ドミノ・ピザジャパンの売上の約50%をオンラインが占めている。そのため、ドミノ・ピザ ジャパンでは、Facebookページを重要なチャネルと考えており、「世界最短のタイムセール」は、Facebookページのファン数を増加させることを目的として展開した。
Facebook上のドミノ・ピザ ジャパンのアプリから参加する形として、タイムセールに参加したユーザーが、Facebookのタイムラインを独占することも狙った。
タイムセールは、50%OFFのクーポンをインセンティブとした。しかし、クーポンをゲットできるタイミングはわずか0.1秒の間であり、ユーザーは、そのタイミングを狙って、ドミノ・ピザジャパンのFacebookアプリを起動してスタンバイしなくてはならない。タイムセールは、朝3時から5時を除く、毎時間実施され、チャンスは1日21回、その0.1秒のチャンスが訪れる形とした。結果として、ドミノ・ピザジャパンのFacebookファンは150%増となり、クーポンの獲得率は9.6%。アイデアによって、最少のクーポンで大きな効果を生むことに成功した。

スマートフォン アプリ画面

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ベストキャンペーン

作品名:VOICE DRIVER
広告主:日産自動車株式会社
広告会社:株式会社TBWA\HAKUHODO
制作会社:面白法人KAYAC


  • 1レースにつき3台のミニカーが競い合う

  • コース全景

  • 多くの参加者、観客が集まった

  • マイクに向かって叫んでいる様子

  • 表彰式の様子

  • PCでのバーチャルレース体験の様子
声で車を走らせる体験型モータースポーツイベント

「若者の車離れ」といわれるようになって久しい。「GT -R」や「フェアレディZ」といったスポーツカーを作り続けている日産自動車は、クルマのワクワクをもう一度取り戻すために、新体験のモータースポーツイベント「VOICE DRIVER」を開催した。
子供の頃に「ブーン!」と言いながらミニカーで遊んだ記憶を甦らせたい、というのがコンセプト。おもちゃのミニカーに代わって、PCやスマートフォンに向かって「ブーン!」と叫ぶことによりクルマを走らせることができる。
世界予選では、東京に設置されたサーキット上のクルマを、世界中どこからでもリアルタイムで声で動かせるスペシャルサイトを開発。国内外から多くの参加者が集まった。
予選を通過したドライバーは、日産グローバル本社ギャラリーで開催された決勝ラウンドに参加。特設レーシングコースが設置され、参加者は声だけでタイムを競った。
結果としてレース参加者は1万1千人、日産ギャラリー来場者数は160%増を達成し、クルマ離れが進む若者たちを振り向かせることに成功した。

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グッドイフェクティブネス

作品名:GUのオンラインメディア活用による集客施策
広告主:株式会社ジーユー
広告会社:株式会社アイリッジ
制作会社:株式会社アイリッジ

アプリを軸としたキャンペーンでモバイル会員を大幅に増加

販促のプラットフォームとしてスマートフォン向けアプリを開発し、アプリを軸に多面的にキャンペーンを展開。
ARを使った「宝探しクーポン」や、加速度センサーを使ったスマートフォンを振ることによりクーポンが当たるキャンペーン、音声認識技術とキャラクターであるきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用したキャンペーンなどを継続的に実施。キャンペーン参加者は最大で70万人にも上るキャンペーンもあり、クーポン利用率も最大で95%と非常に高い割合となった。
すでに、200万人のモバイル会員を獲得していたが、2012年度1年間を通じたスマートフォンによるキャンペーンで、会員数は700万人と大幅に増加した。また、アプリのアクティブ率も80%を超えている。

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グッドブランディング

作品名:MUJI HOME MADE
広告主:株式会社良品計画
制作会社:tha ltd.

ヘクセンハウス100軒を使ったお菓子の街を設置

投稿された画像はジオラマ内とWEBサイトに表示

店舗とソーシャルの連携で商品とブランドイメージを訴求

無印良品の手作りお菓子の家キット「ヘクセンハウス」のキャンペーン。「ヘクセンハウス」を通じ、「作る時間=幸せな時間」という思いを伝えるため、旗艦店である有楽町店に巨大な「お菓子の街ジオラマ」を設置。その写真を来店者が撮影し、twitterとInstagramにポストできる形とした。それを見たユーザーの来店促進と、それらのポストを店頭のモニターに投影することで、ユーザーがオンラインとオフライン(店舗)を回遊することを狙った。また、ジオラマの様子をUstreamで24時間ライブ中継するという試みも実施した。結果として、有楽町店での「ヘクセンハウス」の売上は前年比328%、画像投稿数は約5千件、店舗来場者は約15万人となった。

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作品名:STONES BAR ベロカメラ
広告主:サントリー酒類株式会社
広告会社:株式会社電通、株式会社D2C
制作会社:GT INC./ TWOTONE INC. / Qosmo INC. / Goldrush Computing inc. / STUDIO Arcana Co., Ltd. / amana inc.

ベロを出すと、自動的にシャッターが切れる

ザ・ローリング・ストーンズのベロアイコンをモチーフとしたアプリ

ザ・ローリング・ストーンズのキャラクターで展開したアルコール飲料シリーズ「STONES BAR」のプロモーションとして、ザ・ローリング・ストーンズのイメージアイコンであるベロのアイコンをモチーフとしたスマートフォン向けアプリを提供。
ユーザーが、ベロを出すとカメラ機能で画像認識をして、自動的にシャッターが切られ、ベロ出し写真を撮影。ユーザーは、撮影した写真を「STONESBAR」のブランドサイトに投稿できる形とした。
結果として、アプリのダウンロード数は3万以上、写真の撮影回数は8万回以上となり、ベロ出しというユーザーの遊び心をくすぐるコンテンツで、ブランドコンセプトである「解放される時間を応援するお酒」というイメージを訴求した。

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グッドイノベーション

作品名:ACUO CMも息から変えよう。
広告主:株式会社ロッテ
広告会社:株式会社電通
制作会社:株式会社D2C

CM映像を見ながらアテレコできる

合成した動画をYoutube上で公開

ユーザー参加型のCM動画で話題性を喚起

「ACUO」の商品キーワードである「息から変えよう。」にちなんで、「ACUO」のTVCM映像に、ユーザーが自分の声を吹き込んで、オリジナルCMを作成できるキャンペーンを企画。
携帯電話を使って、PC上で流れるCM映像を見ながら、リアルタイムにアテレコ録音できるシステムを開発。「息(声)を吹き込んでCMを変える」という「息から変えよう。」のコンセプトを、新しいユーザー体験を通して伝えた。 ユーザーのアテレコとCM映像を合成した動画は、You Tube上に公開し、気に入った動画をFacebookとtwitterでシェアできる仕掛けとし、話題性の喚起を行った。動画の投稿数は約2千件、動画の総再生回数は約45万回となった。

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グッドキャンペーン

作品名:Headphone Music Festival
広告主:ソニーマーケティング株式会社
広告会社:株式会社ネイキッドコミュニケーションズ、株式会社フロンテッジ
制作会社:ソニー株式会社、株式会社カケザン

バーチャルライブで新たな音楽体験を提供

スマートフォンで音楽を聴くユーザーが増加している中、ヘッドホンを変えるだけで、音楽の体験価値が変わることを体感してもらう目的として実施したキャンペーン。
ソニーの特許技術「SmartAR」を活用し、スマートフォンの角度によって見える映像のアングルが変わるアプリを提供し、人気ロックバンド4組のライブARビデオを制作し、バーチャルフェスを実施。
渋谷の街頭や家電量販店などにアプリをダウンロードできるQRコードを記載したフェスポスターを貼り出し、キャンペーンに誘引。
また、全国のBEAMSでは、ソニーの最新型のヘッドホンで体験できる形とした。フェス開催中の約1ヶ月の間に約46万人がバーチャルフェスに参加した。

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