ベスト・キャンペーン

作品名
INSIDE FUKUSHIMA DAIICHI
広告主名
東京電力ホールディングス株式会社
商品/サービス名
企業
広告会社名
株式会社読売広告社
制作会社
InteractiveStudio 1→10design, Inc. /株式会社キャンディーフィルム
STAFF
Creative Director :伊藤 英典(株式会社 読売広告社)
Copywriter+Inerective Planner :山本 絵理香(株式会社 読売広告社)
Account Executive:作佐部 完(株式会社 読売広告社)[INTERACTIVE CONTENTS] Interactive Producer:高橋 拓也(1-10 design)
Art Director+Designer:吉岡 謙(1-10 design)
Front–end Engineer:中村 奈々(1-10 design)
Front–end Engineer:高取 亨(1-10 design)[MOVIE] Producer+Director:黒田 正風(株式会社キャンディーフィルム)
Camera:隠村 憲明(株式会社49)
Editor:射場 真子(株式会社キャンディーフィルム)
Colorlist:廣瀬 亮一
Mixer:中村 将人(ステップ)
Narrator:大川 麻衣(大沢事務所)

廃炉作業の現場をリアルに体験出来るバーチャルコンテンツ

廃炉作業が進む福島第一原子力発電所は、普段一般の方が立ち入ることができないため、震災から7年経った今も、「全面の防護服でしか歩けない。」「近づいたら相当量被曝してしまう。」などの誤解されたイメージが強く、風評被害の原因にもなっている。このコンテンツの目的は「事故の記憶の風化防止」と「多くの方々に廃炉の事実を知ってもらう。」ということ。そこで、福島第一原子力発電所の内部をバーチャルバスツアーという形でWEB上に公開し、廃炉作業の進む現場を疑似体験してもらえるコンテンツにした。
できる限り現場の様子をリアルに伝えるために、線量を表示したり、360度カメラで撮影するなど工夫。爆発した建屋の至近距離からの撮影、事故当時ニュースになった場所の今を撮影するなど、見学者が見てみたいものを見学者目線で見られるようにUXを追求した。また、サイト訪問者の疑問に応え、より詳しい情報を伝えるため、ユーザーからの質問に対する回答を公開。サイト公開とともに、NHKや新聞、多くのWEBメディアに取り上げられた。今後は英語版の制作にもとりかかり、海外に向けたコンテンツとしても展開を予定。