ベスト・イノベーション

作品名
Yahoo!JAPAN 聞こえる選挙
広告主名
ヤフー株式会社
商品/サービス名
選挙情報サイト
広告会社名
株式会社電通
制作会社
株式会社BIRDMAN / 株式会社二番工房
STAFF
エグゼクティブクリエイティブディレクター:澤本 嘉光(株式会社電通)
クリエイティブディレクター+プランナー:鈴木 瑛(株式会社電通)
クリエイティブディレクター:越智 一仁(株式会社電通)
クリエイティブディレクター:木田 東吾(株式会社電通)
コピーライター:礒部 建多(株式会社電通)
アートディレクター:各務 将成(株式会社電通)
ウェブディレクター:伊藤 拓郎(株式会社電通)
PRプランナー:小林 則(株式会社電通)
アカウントエグゼクティブ:西崎 倫史(株式会社電通)
デザイナー:三島 良太(株式会社バードマン)
PRプランナー:高橋 洋平(株式会社 電通パブリックリレーションズ)
PRプランナー:渡辺 和哉(株式会社 電通パブリックリレーションズ)
プロデューサー:島田 栄子(フリーランス)
ウェブディレクター:富樫 咲貴(株式会社バードマン)
テクニカル・ディレクター:小松 貴之(株式会社バードマン)
フロントエンドエンジニア:中多 利希(YAMA)
バックエンドエンジニア:永村 昌典(株式会社バードマン)
リサーチャー:盛岡 真由美(株式会社バードマン)
プロデューサー:鈴木 宏一(ヤフー株式会社)
クリエイティブディレクター:内田 伸哉(ヤフー株式会社)
クリエイティブディレクター:渡辺 淳(ヤフー株式会社)
エンジニア:後藤 正巳(ヤフー株式会社)
アートディレクター:北門 一人(ヤフー株式会社)
プランナー:松村 効朗(ヤフー株式会社)
プランナー:前田 明彦(ヤフー株式会社)
ファシリテーター:駒沢 史(ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ)
ファシリテーター:桧山 晃(ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ)
ファシリテーター:瀬戸 洋平(ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ)
プロデューサー:石井 鳳人(株式会社二番工房)
プロデューサー:高松 克宗(株式会社二番工房)
プロダクションマネージャー:高島 凌(株式会社二番工房)
プロダクションアシスタント:新井 菜々(株式会社二番工房)
監督:稲垣 理美(株式会社コネクション)
カメラマン:小山 麻美(フリーランス)
照明技師:池田 啓介(フリーランス)

社会的弱者が抱える知られざる情報格差を可視化し、選挙公報の新しい形を提案

視覚障がい者の91.7%が音声によるスクリーンリーダーと呼ばれる画面読み上げソフトを使用して、インターネットから様々な情報を得ている。だが、このような現状があるにも関わらず選挙候補者の公約を取りまとめた選挙公報は画像化したPDFファイルでインターネット上に掲載することが総務省の通達で義務づけられている。スクリーンリーダーは画像を読み上げることができず、重度の視覚障がい者はインターネット上の選挙公報から情報を取得することができないままとなっていた。そこで、ヤフーはこの問題を啓発するため「聞こえる選挙」をリリース。このサイトは一見すると何も情報のない真っ黒な画面だが、実は黒い背景に黒い文字で選挙情報が記載されている。晴眼者は、「読み取る」ことができないが、視覚障がい者は、サイト上のテキストをスクリーンリーダーで読み上げ、音声から情報を得ることができる。この社会的弱者の抱える知られざる課題を掘り起こすトライが世の中に驚きを与えローンチから一週間で250超の媒体露出を獲得。 国会議員などがSNS上で本施策への賛同と、情報格差の解消を訴えた結果、すべての主要政党が視覚障がい者が抱える選挙公報に関する情報格差を解消することを約束。現在、ヤフーと総務省で制度づくりの検証が進行している。