グッド・ユース・オブ・データ

作品名
YASKAWA BUSHIDO PROJECT / industrial robot vs sword master
広告主名
株式会社安川電機
商品/サービス名
創立100周年記念事業
広告会社
株式会社電通
制作会社
株式会社エンジンフイルム
STAFF
クリエーティブ・ディレクター:阿部 光史(株式会社電通)
コミュニケーションプランナー:加我 俊介(株式会社電通)
コピーライター:大貫 冬樹(株式会社電通)
アートディレクター:齊藤 智法(株式会社電通)
営業:福井 淳(株式会社電通)
営業:今津 誠
エージェンシープロデューサー:仁科 紀子(株式会社電通クリエーティブフォース)
エグゼクティブプロデューサー:小林 充(株式会社エンジンフイルム)
プロデューサー:蜷川 裕一(株式会社エンジンフイルム)
ディレクター:柿本 ケンサク(office SAKU INC.)
カメラマン:中原 昌哉 、近藤 直幸
照明:森寺 テツ
美術:延賀 亮
特機:指宿 裕英(エス・アイ・エス)
モーションデザイン:荻野 健一(ALLd. INC.)
音楽:JEMAPUR(office SAKU INC.)
キャスト:町井 勲
ヘアメイク:森田 由香
プロダクションマネージャー:田畑 泰一郎(株式会社エンジンフイルム)
カラリスト:長谷川 将広
SE:高橋直樹(サウンドロイド)
オフラインエディター:武川 哲也(デジタルガーデン)
オンラインエディター:佐藤 悠太(イメージスタジオ109)
PRプランナー:新甚 智志、久保 孝徳(株式会社キャッチボール)

ロボットが居合術家の“技”を再現

安川電機の技術力の高さを表現するために、“ロボットが居合術の神業に挑戦する”という斬新な動画の制作を企画した。
日本古来から究極の所作とされる「居合術」に着目。産業用ロボット「MOTOMAN-MH24」を使用し、居合術家・町井勲氏の所作をモーションキャプチャした3Dデータを利用、町井氏の剣技を再現した。
日本刀は江戸時代の真剣を使用した。そのため撮影現場の危険度は非常に高まり、撮影スタッフはアクリルや金属製の防御壁の裏側で作業を行った。
時には、カメラマンが西洋の甲冑を身にまとって近接撮影を行った。その結果として、非常に緊迫した迫真の映像が完成した。CGは一切使用していない。
YouTubeの動画再生数は580万回を越え、多数の国内外メディアからの問い合わせが殺到、安川電機の技術力の高さがグローバルに評価された。加えて、日本の武士道が大切にしてきた礼節や相手を思いやる心なども、世界で関心を持たれることとなった。