グッド・ユース・オブ・データ
- 作品名
- 長崎新聞配達ルート データMAP化プロジェクト「The Way」
- 広告主名
- 株式会社長崎新聞社
- 商品/サービス名
- 長崎新聞
- 広告会社
- 株式会社電通
- 制作会社
- 株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス
- STAFF
- スーパーバイザー:赤司 満男(長崎新聞社 東京支社)
プロデューサー:野呂 裕樹(株式会社 電通)
アシスタントプロデューサー:福島 郁子(株式会社 電通)
クリエイティブディレクター:秋山 裕太(株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス)
アートディレクター:鈴木 貴洋(株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス)
コピーライター:後藤 亮平(株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス)
ウェブディレクター:高橋 雅人(株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス)
データエディター:安田 翔(株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス)
プロデューサー:齊藤 晴義(株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス)
プロデューサー:桑原 一義(株式会社ディーイーシー・マネージメントオフィス)
映像ディレクター・カメラマン:永川 優樹
新聞の配達経路を可視化して、「人の手で、人の手に渡る」紙の新聞の真価を再認識
デジタルメディアが隆盛を極める昨今、世界中のニュースが即座に飛び込んでくる時代に、「人の手による配達」にどんな意味があるのか、という地方紙としての新たな価値定義のために実施した施策。
長崎新聞は、新輪転機の導入を記念して、地方紙の今後のあるべき姿を改めて見つめ直すために、「データMAP化プロジェクト『The Way』」を実施した。
そのコンセプトは、日本でもっとも複雑な交通網をかかえる長崎で、18万部の長崎新聞がどのようにして配られているのかをGPSログデータを用いて視覚化するということ。
総勢2,285名の配達員にGPS受信機を配布し、収集した走行データを地図データ上に集約・配置して、「全配達ルートを視覚化するビジュアライズMAP」を制作した。
40日間にわたり計測した約26万にもおよぶGPSデータをもとに、新聞の配達網を視覚化するビジュアライズMAPを制作。また、GPSデータに含まれる「時間情報」を再構成することにより、配達ルートの広がりを時間軸にそって再生できる「タイムスライダー」も制作した。Youtubeで公開したドキュメンタリームービーは、再生回数12万回を突破。「人の手で、人の手に渡る」紙の新聞の日々の営みと地域密着性に、SNSを通じて国内外から多数の好意的な声が寄せられた。