グッド・ユース・オブ・メディア
- 作品名
- くばら あごだしチャレンジ
- 広告主名
- 株式会社久原本家グループ本社
- 商品/サービス名
- くばら ブランド
- 広告会社
- 株式会社電通九州
- 制作会社
- 有限会社ホップ/株式会社クープス
- STAFF
- 企画:菅原 武春、齊藤 珠美(株式会社久原本家グループ本社)
プロモーションプランナー:毛利 慶吾(株式会社電通九州)
クリエーティブディレクター:下田 富之(有限会社ホップ)
ウェブディレクター:杉山 祐介(株式会社クープス)
テクニカルディレクター:下村 晋一(5ive)
デザイナー:小森 侑恭(株式会社クープス)
プログラマー:元尾 英志(ニヤリ・プロダクション)
プロダクションマネージャー:金井 隆太(株式会社バズフック)
アカウントエグゼクティブ:樋口 一(株式会社電通九州)
スマホで400m スクロールさせる “フィジカル体験”によってブランド認知を獲得
120余年前創業の醤油蔵を起源とする福岡県の企業が、九州では知名度の高いブランド「くばら」の認知と“あごだし”の魅力を全国に広めるために実施した施策。話題になることを狙って、日本最大級に長い400mのスマートフォンサイトを制作した(あごだしはトビウオの出汁であり、400mはトビウオの最長飛行距離にちなんでいる)。サイトを最後まで見れば賞金5万円に応募できるが、400mのスクロールには約30〜40分かかるというハードルの高さ。そのフィジカルな体験を通じて、「あごだしのくばら」を強く刷り込む認知効果を狙いながら、SNSシェア機能によって体験の辛さを共有する形での話題喚起も図った。
ブランドのメインターゲットである主婦層にはシェアしてもらいにくいと考え、開始当初は10代やネットのコア層をターゲットとし、徐々に主婦層にターゲットを移していった。サイト制作においては、「面白くしない」「親切設計にしない」を方針として演出を極力排除。辛さを最大限に高めるとともに、ヘッダ部分に記載した「あごだしのくばら」が情報として、ずっとユーザーの視界に入り続けることを狙った。